—カルディのアイスティー3種を飲み比べてみた
朝ごはんをつくって、子どもに食べさせて、洗濯機を回して、洗い物をして。一息つくタイミングが見つからない日でも、不思議と「飲みもの」だけは味わいたくなる。
紅茶は、少しだけ丁寧で、でも手間のかからない飲みものだ。
カルディで見つけた3本のアイスティー(セイロン、アールグレイ、ネパール)は注ぐだけなのに本格的な味わいだった。

どれも1000mlの紙パックに入っていて、冷蔵庫の中に並ぶとちょっと可愛い。
今回はそれらをペアリングも意識しつつ、飲み比べてみた。

セイロンブレンド(加糖)
—甘さの中に、ちゃんと“本格的な紅茶感”がある
最初に開けたのは、加糖のセイロンブレンド。注いだ瞬間に、ふわっと香りが立つ。飲んでみると、甘さの奥に紅茶の渋みもあり「ちゃんとしてる!」と嬉しくなる。
割と甘いけれど、紅茶特有の苦味もあるので決して甘ったるくはない。牛乳を入れると、甘さが和らぎ、スッキリとした後味が際立ってまた美味しい。3種類の中で1番ミルクティーにおすすめ。

たとえば朝のパンと一緒に飲みたい感じ。
バターを塗ったトースト、ハムとチーズのサンド。そんなシンプルなものと合う気がする。

おやつだったら、焼き菓子系が◎。カントリーマアムとか、素朴なクッキーでもじゅうぶんしあわせになれる。
アールグレイ(無糖)
—シャープだけど、少し色気のある香り。午後に似合う味
アールグレイは、午後の光と相性がいい。
ベルガモットの香りが少しだけ気分を持ちあげてくれて、冷たい飲みものなのに、少しエレガントな気持ちになる。
私はこの無糖タイプを、バニラアイスにかけてアフォガートっぽくしてみた。(アフォガートいうよりティーフロートみたいになってしまったけど。)

ちょっとしたご褒美みたいな味。さっぱりとしたアールグレイの爽やかな風味とバニラアイスのミルキーさのバランスが良くって、しみじみ美味しい。普通にティーフロートにするのがおすすめかも。
酸味のある焼き菓子とも合う。レモンケーキとか、ドライフルーツ入りのスコーンとか。
香りがあるので、ストレートがおすすめ。
ネパールアイスティー(無糖)
—控えめで、主張しないおいしさ。
これは、飲んでみるまで一番ピンときていなかった。「ネパールってどんな味…?」と思いながら飲んでみると、烏龍茶のようなスッキリ感。中国茶のようなスモーキーさもありながら、クセがなくてごくごく飲める。


アールグレイが華やかな午後なら、ネパールは静かな夕方に似合う。まだ片付けきれていない部屋の中で、子どもが寝た隙に飲むのにちょうどいい味、という感じ?笑
食事と合わせるには一番いい。
チーズサンドや、ナッツの入ったパン。おやつなら、塩気のあるものと相性がよさそう。

冷蔵庫のドアを開けるたび、ちょっと嬉しい
冷蔵庫に牛乳パックと並んで、カルディのアイスティーが3本、きちんと立っている。
それだけで、なんだか生活がうまくいっているような気がする。
もちろん、実際には洗濯物が山積みだったり、子どもがヨーグルトを床にひっくり返していたりするのだけれど。
それでも、
「今、わたしは紅茶を選べる」
その小さな選択が、確かに今日の自分を助けてくれていると思う。